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        賢治の旅日記
4月22日(日)関空〜上海〜桂林
旅のプロローグ
 昨年暮れにダイレクトメールがやってきた。目に留まっていたのは「とっておき桂林」4日間お二人で7万円のキャッチコピー。デラックスホテルに3連泊。計8回の食事付き。桂林璃江クルーズ。日本語ガイド同行が謳い文句であった。そのツアーは3月27日までのもので2月にシチリアを訪れようと計画していたので二の足を踏んでいた。イタリアから帰ると募集期間が延長され4月22日出発のものまで出現していた。気候も暖かく観光には打って付けかなと思いツアー参加を決めた。
 ホテルは調べてみるとデラックスホテル?と銘打たれているにも関わらず1泊201元4000円未満のものらしい。行きと帰りに上海を経由し,両日とも乗り継ぎ時間が5時間以上ある。かつてイタリア旅行で一緒になったN氏に助言を頂くことにした。市内まで2時間かかるとのこと。観光するにはぎりぎりの時間帯である。リニアの乗車体験でもしてこよう。乗り遅れれば上海観光に切り替えようと腹をくくった。上海・桂林の天気予報を伺っていると旅行日の数日前より雨模様,旅行日もすべて雨。雨対策も万全にかつての旅行では持ったことのない傘まで持参することにした。いざ桂林へ。

4月22日(日)第一日目
 出発当日は朝3時起き。関空発9時40分に合わせるためには7時40分には関空に到着していなければならない。バスで関空に向かうのは久しぶりのことである。松茂5時発の関空行きのリムジンバスに乗ることになる。ほとんど眠ることなく4時前に家を出る。4時30分に松茂到着。駐車場に車を止め,ローソンでバスチケットを求めるものの発券時間が来ていないとのこと。24時間対応はしていないようだ。バスにて購入することになる。サンドイッチとビールとつまみを購入しバスを待つ。朝一番のバスにもかかわらず20名余りの乗客が待機している。社員旅行の一行も。始発の徳島駅でこれだけの乗客が乗っていたら乗れないこともあるのだなという思いが脳裏をかすめる。この心配もよそに乗車することができた。関空までの往復が一人7400円。ネットで見たのは確か松茂から7050円だった。バス購入は高いのだろうと一人納得していた。バスはスムーズに運行し渋滞にも遭わず7時30分には関空に到着していた。
 阪急のツアーデスクに立ち寄りEチケット等の携行物を頂く。向かいの中国東方航空のカウンターへ。あまり並ぶこともなく15分余りでチェックイン。しかし,私達の前に咳き込み吐き気をもよおしている少年を認めることができた。相当ひどい様子だが地上係員達は声を掛けるそぶりもない。少し不自然さを感じたものの換金後,大韓航空の(プライオリティカード)ラウンジへ向かう。私はビールとつまみ。妻もおにぎりを食べている。朝の薬を飲むための食事らしい。
 中国東方航空には初めての機上である。阪急の案内には機内食が表示されていなかったが,「焼きそば」の機内食が出された。3×3の機種で満席状態であった。
 定刻10:45に上海国際空港にランディングするものの,ここで一波乱。検疫検査をするため降りることができなくなった。例のカウンターで吐いていた少年である。検疫調査官と看護師らしき人達が乗り込んでくる。暫くすると少年は引き連れられ降りていく。30分余りの足止めである。上海見物を決め込んでいる私達にとっては大きなロスになった。外はスコール的な雨が降っている。
 この時キャノンのカメラにSDカードが入っていないことに気が付く。空港で買おうか?町に出て買おうか?迷っていたが通りすがりに買おうということになった。
 入国審査でも30分余りを費やした。慌てて中華人民共和国に入国した。最初の作業はATMからの中国元のキャッシングである。手間取ったので諦めることにした。入手したガイドと操作手順が違っていたからだ。
 桂林までの搭乗手順を国内線の乗り場まで行き確認する。フライトスケジュールボードでは15:55発上海航空は第1ターミナルの国内線搭乗口からとなる。ゲートの表示は無い。上海国際空港の大きさを体感。関空より一回り以上大きい。が,非制限エリアの売店は点在し,その数も少ないようだ。

 ここまでの画像もいっぱいあったはずなのに,画像は上海からのものになる。SDカードの不在に気が付かなかったなんて・・・なんたる不覚!
 それにしても上海のバンド周辺はどこか懐かしい思いがわいてくる。余りにも見慣れた風景だからであろうか?

 上海市内観光のためリニアの乗り場を探す。リニアは「磁浮」と表記されていた。リニア駅は第1ターミナルと第2ターミナルの中間に設けられている。切符売り場は空いていてクレジットで「デイリターン」と言えば一人80元で往復のチケットがもらえた。リニアの終点までは一駅で「龍陽路」(中国表記は別)で降りることになる。地下鉄で向かうと10駅有り,途中で乗り換えもあるらしい。駅に入る前に荷物のX線検査がある。この時間帯リニアは20分に1本程度の間隔で運行されているようだった。出発は寸分(秒)も狂わず定刻発車。最高速度は300q止まりではあった。それでも10分もかからず「龍陽路」に着くことができた。

中国のリニア リニア車内 あれ300qしかでない?

 ここで地下鉄2号線に乗り換える。気候は?気温はそこまでではないが日本の夏のようで湿度の高さを感じさせられた。雨は降っておらず,曇っている。中国の地下鉄チケットマシーンに挑戦。ワシントンDCでは大きなチケットマシーンの使い方が分からず,駅員に買ってもらったことがある。中国のマシーンは目的地を地下鉄路線から探しタッチすれば利用人数に応じて料金が提示される。目指す「南京東路」は同じ2号線上にある。目的地にタッチ。人数画面にもタッチ。一人4元。2人で8元。10元札を入れると2元のお釣りと2枚のカードチケットが出てきた。このチケットは再利用されているようだ。使い勝手の良い券売機であった。日本ではスイカに頼り切っているので乗車券を買うことがなくなってしまっている。ディズニーシーのモノレールまで対応している。
 車両は日本のものと似ていて違和感はなかった。「龍陽路」からは6駅目の「南京東路」で降りる。今日は「バンド」(外灘)から上海の高層建築群を眺めることにしている。2番出口の階段を上がったところに案内表示ある。「外灘」方向を見ると写真で見慣れたタワーを確認することができた。歴史を感じさせられる建物も残っている。「南京東路」を東に「バンド」に向けて歩を進める。人々は歩道を外れ車道を歩いている。西洋人の姿も多くなってきた。ここで気をつけなければならないことがある。ここを歩くご婦人方は二人一組で日傘を差しながらの人が目立つ。しかし,周りを気にしていないかのような通行である。傘と傘が平気でぶつかっている。傘の縁が顔をかすめてもいく。目に当たるような事故など起きないのだろうか?景色を楽しみながら日傘の攻撃にも注意を払わなければならない。
 「中山東一路」に突き当たると「浦東」の高層ビル群の全貌が現れる。こんな所なんだというような安堵感とも親しみとも表現しがたい気持ちにもなった。面白そうな町である。黄浦江に沿って向かいの高層ビル群とこちらのビル群の対比を楽しみながら,しばしの散歩。14:00が近くなってきた。桂林行きの飛行機の時間が迫ってきたので来た道を引き返すことにする。

龍陽路駅を出て 古い建物も目立つ外灘 黄浦江越に浦東を

 SDカードは大丸百貨店をはじめ複数の店で当たってみたが,スマホ用の容量の大きいものは確認することができたもののカメラ用のそれは,どの店にも置いておらず購入することができなかった。そのため,空港の手荷物検査場での時間のかかりすぎとで搭乗がぎりぎりとなってしまった。時間が迫っている。SDカードの港内の購入も諦め動く歩道を早足で歩く。行けども行けども目指すゲートは現れない。搭乗口は建物の端にあった。誰も並んではいないがクローズもされていない。スムーズな?搭乗!
 しかし,機内に席がない。同じツアーの方が席を間違えているらしい。50A・Bの席から49B・Cの席に座ることになった。通路側が確保できたので返って良かった。それにしても50 Aの西洋人男性は黙って座っていた?のは?なぜ?

堤防の上が公園のよう 上海国際空港 右の女の子がサンディ

 暫くすると妻が隣で折り紙を折り始めた。折り紙は万国共通のコミニュケーションツールである。前の席の中国人の女の子が興味津々で覗き込んできた。名前は「サンディ」中国名は聞き取れなかった。なぜ中国名に英語名を持っているのだろうか?そのことについては49A席の隣の女性が説明してくれた。彼女は大学で教鞭を執っているという。桂林には英語名を持っている人が多いのだそうだ。彼女にも英語名があるらしい。彼女の夫と二人の息子の家族のためにも折り紙をプレゼント。妻の十八番は「鶴」の他に「ハート」一昨年より「トトロ」が加わっている。今回は旅の前に用意していなかったものだから現場で折ることになった。そのことで余計子どもたちの興味をそそったのかも知れない。サンディもその母親と共に英語で話しかけてくれようとする。「兎」=「ラッビット」のリクエストまでされてしまった。小学校でも英語教育に力を入れているらしい。
 この便でも日程表には記されていない機内食が出た。「ミートボール丼」であった。ミートボールは中国では「獅子頭」=「ライオンヘッド」なのだそうだ。隣の彼女が教えてくれた。

ライオンヘッド(獅子頭):ミートボール 米粉屋の店内 米粉(1杯60元)
 バゲッジクレームのターンテーブルで子どもたちとハイタッチをしてお別れ。出口でツアーの初集合。合計15名のツアーとなる。小さなグループで良かった。ガイドは中国人の黄さん。外は小雨が降っている。日本で見た天気予報通り。蒸し暑さも感じる。濡れながらバスまで移動。スーツケースは中型一つにした。水2リットルとお茶1リットルそれにウヰスキーが入っているので適当に重たい。
 新しい空港ビルが建設途中である。屋根は「関空」を模したようなウエーブが見て取れる。ホテルまでは40q余りで約1時間。空港の周りは原野を切り開いた感が漂っている。暫く走ると大きな建物が目立ってきた。いつの間にか街も現れ,想像していなかった大きな都市の中に吸い込まれていった。周りは既に帳も降りネオンサインが目立ち始めた。
 予定表に組み込まれていた夕食(軽食)の米粉屋に立ち寄った。本日5食目。6元だそうで味も期待はしていなかったが,あっさりとしていて美味しく頂けた。桂林一番の人気店であるらしい。トッピングの豆板醤を入れ過ぎ,とても辛いものとなってしまった。
 ホテルも隣に軍事施設?もあり,まずまずという所であった。湯沸かしポット,ペットボトルの水2本も用意されていた。窓の鍵が壊れたままであったのとバスタブがなかったのは残念。日本との時差は+1時間である。本日中にベッドに入ることができた。外は大きな雨が降っている。雨音が激しい。明日の天候が危ぶまれる。

桂林市内観光